5年度完全実施が目標 インセンティブ導入加速も/CCUS
週休2日制長時間労働是正
担い手、働き方環境改善へ着々
建設キャリアアップシステム
建設現場で働く技能者の就労履歴や保有資格などを共通ルールの下で記録・蓄積していく建設キャリアアップシステム(CCUS)。技能と経験に応じた評価や処遇が受けられる環境を整備し、将来の担い手の確保・育成につなげようと、国土交通省と建設業団体の主導で、平成31年4月に本格運用がスタートした。稼働から約1年半が経過した11月末の技能者登録は約42万人。約330万人といわれる技能者の1割強で、まだまだ普及への道のりは長い。今後は建退共制度との連携、地方自治体発注工事でのインセンティブ措置の導入などCCUS活用の流れも加速する見通しで、現状と今後の施策展開などをまとめた。
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