(一社)建設コンサルタンツ協会(長谷川伸一会長)は1日、福岡市の八仙閣で九州地方整備局との平成27年度意見交換会を開催。①魅力ある建設コンサルタントに向けた担い手の育成・確保のための環境整備②技術力による選定③品質の確保・向上―を主要テーマに要望と提案を行い、討議した。九地整は、今年度の業務量は4月段階で約460件だが、最終的には前年度並みの約1000件を確保できるとした上で、若手・女性技術者の活用、労働環境改善策を試行するとし、技術力による選定の更なる改善、三者会議の有効活用等にも言及、受発注者の連携の重要性を強調。建コン側は、その先進的取り組みを高く評価した。