熊本県は20日、都市計画道路大津合志線(県道大津植木線)、合志ICアクセス線および菊陽空港線の都市計画を告示した。半導体大手TSMC(台湾)の県内進出を契機に今後、半導体関連企業の集積が進むことで、TSMC工場が立地するセミコンテクノパーク周辺のさらなる交通渋滞が予想されることから、工場南側を東西に走る大津合志線の多車線化や中九州横断道路の(仮称)合志ICにつながる合志ICアクセス線―などを整備する。また大津合志線、合志ICアクセス線および菊陽空港線の交差部はそれぞれ立体交差とする計画で、走行車両のスムーズな流れを促し、交通渋滞を緩和させる。