国土交通省は4日、高速道路の暫定2車線区間のうち、令和4年度の新規4車線化の候補箇所として、全国7カ所、約43㎞を選定したことを明らかにした。九州管内では、新規に東九州自動車道の「津久見IC~佐伯IC間」の約3.3㎞を選定した。事業費は約370億円を見込む。国交省では令和元年9月、課題の大きい高速道路の暫定2車線区間として、約880㎞を優先整備区間に選定し、順次、4車線化への事業化を進めているもの。昨年度も全国で14区間約86㎞が選定され、九州管内においても東九州道の「築城IC~椎田南IC」などの3区間で新規事業化がなされている。