平均落札率は95.9% 災害工事で球磨が増加傾向/熊本県入札監視委に12月末の執行状況
令和2年度第2回目の熊本県入札監視委員会が熊本テルサで開催され、県発注工事の平均落札率の推移や不調・不落などについて県土木部監理課から報告があった。令和2年度第3四半期までに発注した工事の平均落札率は95.9%と平成30年度(96.4%)や令和元年度(96.2%)に比べ減少傾向にあるが、地域別に見ると7月豪雨の被害が大きかった球磨地域で97.3%と高くなっており、県では災害復旧工事でダンプ等の手配が厳しくなっているほか、交通誘導員の不足など災害復旧工事の影響を受け始めているとの認識を示した。不調・不落の発生率については減少傾向にあるものの、年度末にかけて熊本地震が発生した平成28年度末と同程度に発注件数が増えていくことが予想されるとした。
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