高力ボルト 需給ひっ迫緩和 対策効果で沈静化の方向/国交省
需給のひっ迫が工期に影響を及ぼすまで深刻化していた鉄骨の緊結資材「高力(こうりき)ボルト」の問題で、ひっ迫状況が緩和し、沈静化の方向に向かっていることが明らかになった。国土交通省が19日に公表した、高力ボルトの最新の需給動向等調査結果から判明したもので、一時期に比べると高力ボルトの納期が短くなっていた。国交省の対策が効果を発揮したことを確認したものの、需給のひっ迫は完全な沈静化まで至っていないことから、国交省は19日付で建設業界に対し、対策徹底の協力を求める通知を発出。対策として作成した標準的な「発注様式」の活用による情報提供を今後も徹底することなどを要請した。
当サイトはリンクフリーです。 リンクを張る場合はメールにて御一報ください。 特に問題がない限り、お返事は致しません。