（一社）長崎県建築士事務所協会（三好定和会長）は29日、長崎県との意見交換会を長崎市で開いた。協会が適正な工期設定や委託業務における表彰制度の導入などを要望。これに対し県は「どのような工期の設定が適正か話し合いたい」と今後、協会と協議の場を設けて議論を深めることを提案した。表彰制度については「実施している県もあり今後、検討を進めていきたい」と回答。また、来年度に長崎県建築設計監理業務委託料算定基準を国の官庁施設の設計業務等積算要領に準じて改定する考えを示した。