崩壊状況で6区分 阿蘇大橋地区の恒久対策/九地整技術検討会に提示
九州地方整備局は19日、第5回阿蘇大橋地区復旧技術検討会(委員長・北園芳人熊本大学名誉教授)を熊本市内で開き、熊本地震で大規模な土砂崩れが発生した阿蘇大橋地区(南阿蘇村立野)の復旧について、今年1月から着手した地質調査の結果を報告。斜面崩壊現場の国道57号付近では崩壊前地形から14~15m程度崩壊し、その上に崩土が4~5m程度堆積していると報告した。九地整は今後の対策として、堆積物を撤去した上で、地盤の状況をより正確に把握するための調査を行う。また崩壊斜面の恒久対策も示され、地質及び斜面状況や想定される崩壊の形態から対策施工エリアを区分けして、それぞれに応じた対策を行うとした。
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