国土交通省は27日、九州各県の担当者らと建設業における最近の動向、諸施策の状況に関して意見を交換する、平成28年度上期九州・沖縄ブロック監理課長等会議〓写真〓を福岡第二合同庁舎で開催した。検討議題には▽担い手三法の着実な運用▽将来の建設市場を見据えた新たな方策―の二つをあげ、施工時期等の平準化、ダンピング対策、社会保険等未加入対策などで意見を交わした。会議では担い手三法のさらなる浸透に向けた取り組みを進めることで合意するとともに、本年度末に企業単位の加入率100%を目標とする社会保険未加入対策についても強化していくことで認識を共有した。