長崎県は、今年度試行した週休2日モデル工事3件のアンケート結果を報告した。24日の産学官連携建設業人材確保育成協議会で説明した。作業員からは概ね好評を得たものの、技術者からはデメリットが大きいとの意見が多かった。また、今後試行を拡大するには、十分な工期設定が必要との指摘が集中した。県は今年度の土木工事のうち、長崎地区の道路改良(舗装工)、上五島地区の道路改良(土工)、対馬地区の急傾斜地崩壊対策の3件を週休2日モデル工事として試行した。アンケートは、対象工事の元請、1次下請、技術者、作業員を対象に実施。企業5社、技術者5人、作業員29人の回答をまとめた。