九州経済産業局は、平成27年上期(1月~6月)の管内工場立地動向調査結果をまとめた。それによると、立地件数は44件で、前年同期比149件減、割合にして77.2%減と大幅に減少した。上期の立地件数としては、過去最少であった22年に次いで少ない件数。また、立地面積も55.9haで、前年同期比741.8ha、93%の大幅減となった。減少の要因としては、近年の増加傾向の大きな要因となっていた太陽光発電施設が、今年から調査対象外となったことが挙げられる。また、設備投資総額(有効回答41件)は282億円で、平均設備投資額は6.9億円であった。